サービスの登録
まずはcoLinuxをサービスとして登録しないといけません。
これはコマンドプロンプトから行います。 以下のコマンドを打ち込みましょう。
設定ファイルの指定がフルパスになっている点に注意してください (フルパスでなくても大丈夫そうですが、念のため)。
C:\Documents and Settings\scratchpad>cd c:\coLinux C:\coLinux>colinux-daemon -c c:\coLinux\my.colinux.xml --install-service
上記のコマンドを打ち込むと以下のように表示されるはずです。
C:\coLinux>colinux-daemon -c c:\coLinux\my.colinux.xml --install-service
Cooperative Linux Daemon, 0.6.4
Compiled on Mon May 29 22:19:09 2006
daemon: installing service 'Cooperative Linux'
daemon: service command line: "C:\coLinux\colinux-daemon.exe" --run-service "Coo
perative Linux" -d -c "c:\coLinux\my.colinux.xml"
daemon: setting restart options
daemon: service installed.
サービスの起動
この状態ではサービスに登録されているだけなので、起動はしていません。 まだ、起動時に自動で起動するようになっていません。
そこで「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」から サービスの設定を変更します。 「サービス」を開くとインストールされているサービス一覧が表示されますので、 名前が「Cooperative Linux」となっている行を選択して 右クリックでプロパティを選ぶと下のダイアログが表示されます。
このダイアログボックスの「開始ボタン」を押しましょう。 これでcoLinuxがサービスとして起動します。
サービスの状態が「開始」になるので、 とりあえずcoLinuxが動いたのがわかりますが、 確認するにはtelnetやsshでネットワーク接続してみるか、 coLinuxをインストールしたフォルダにある colinux-console-fltk.exeかcolinux-console-net.exeを ダブルクリックすることによってコンソールを表示させることができます。
サービスの自動起動
無事にサービスとしてcoLinuxが動いているのが確認できたら、 Windowsの起動時にcoLinuxが自動的に起動するようにしましょう。
これは簡単で、 上記のダイアログボックスのスタートアップの種類を「自動」にすればOKです。
サービスのアンインストール
coLinuxをサービスとして利用しなくなった場合は以下の様にして サービスをアンインストールしてください。
また、 coLinux自体をアンインストールする場合は、 最初にサービスをアンインストールしてから、 coLinux自体をアンインストールす必要があります。
まず、上記のダイアログボックスを表示させ、 「停止」ボタンでcolinuxをさせた後、 ダイアログボックスとサービスのウィンドウを閉じます。
次に、コマンドプロンプトで以下のコマンドを打ち込めば完了です。
C:\Documents and Settings\scratchpad>cd c:\coLinux C:\coLinux>colinux-daemon --remove-service
上記のコマンドを打ち込むと以下のように表示されるはずです。
C:\coLinux>colinux-daemon --remove-service
Cooperative Linux Daemon, 0.6.4
Compiled on Mon May 29 22:19:09 2006
daemon: removing serivce 'Cooperative Linux'
daemon: service 'Cooperative Linux' removed successfully.
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