coLinux(0.6.x)のインストール [その3]

このページでは、coLinuxが使用するディスクイメージを準備します。

ディスクイメージとはcoLinux用のファイルで、 coLinuxからはハードディスクとしてアクセスできます。

ディスクイメージの準備

ここでは、 coLinuxに必要なルートディスクとスワップディスクの準備をします。

coLinuxを利用するには最低限この2つのディスクイメージが必要です。

ルートディスクの準備

ルートディスクはダウンロードした Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb.bz2を使います。

これをc:/coLinuxにコピーした後、展開します。 これはCygwin上で展開する場合には次のようの行います。

$ cd /cygdrive/c/coLinux
$ bzip2 -d Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb.bz2

結構時間かかりますが、1GBのファイルができればOKです。

$ ls -l  Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb
-rwx------+ 1 admins none 1072693248 Jul 15 16:44 Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb

このファイルは名前が長いのでroot.imgに改名しておきましょう。

$ mv Debian-4.0r0-etch.ext3.1gb root.img

Lhaplus等をインストールしている方は ダブルクリックで解凍できると思います。 c:/coLinuxにコピーして名前をroot.imgに変えておきましょう。

スワップディスクの準備

スワップファイルは用意されていないので自力で作ります。 本当はなくても動くのですが、 メモリを消費するソフトを動かせるように準備しておきます。

サイズは、128MB〜512MBぐらいです。 目安としてはcoLinuxに割り当てるメモリ(これは後ほど設定します)の 2倍ぐらいです。

以下に、512MBのスワップディスクイメージ(swap.img)を作る例を示します。

$ cd /cygdrive/c/coLinux
$ dd if=/dev/zero of=swap.img bs=1M count=512

512MBのファイルができればOKです。

$ ls -l swap.img
-rw-r--r--    1 Administ なし     536870912 Apr  4 22:15 swap.img

cygwinをインストールしていない場合は makedummy.exeを使います。 makedummy.exeをc:\coLinuxにコピーして、 コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します。

c:\>cd c:\coLinux
c:\coLinux>makedummy -f swap.img -s 512M -m 0
Create "C:\coLinux\swap.img" <size: 512MB>

c:\coLinux>dir swap.img
...
C:\coLinux のディレクトリ

05/12/17  23:07            536,870,912 swap.img
1 個のファイル         536,870,912 バイト
...
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